
最近マウスピースの歯列矯正をよく目にするけど、それってどんなものなの?
確かに、最近は以前よりもマウスピースによる歯列矯正が浸透してきましたよね。
かくいう私も実際にマウスピースによる歯列矯正であるインビザラインで矯正をしました。
インビザラインでのビフォーアフターは以下の記事をどうぞ。


今回は、マウスピース矯正とワイヤー矯正で迷っている方や、マウスピースでの矯正を検討している方の参考になるように、実際にインビザラインをした経験から感じたメリットとデメリットを紹介します。
- マウスピースの歯列矯正とは何か
- マウスピース矯正のメリット・デメリット
- 実際に経験してみた経験からの結論⇒「やってよかった」
また、ワイヤー矯正と比較したい方は以下の記事もあわせてどうぞ。


マウスピースの歯列矯正とは



そもそもマウスピースの歯列矯正って何?
近年多くの種類のものが出てきましたが、マウスピース矯正で一番有名なのが「インビザライン」というアメリカで生まれたものです。
私がしたマウスピース矯正もこのインビザラインというものです。
インビザラインのメリット・デメリット
メリット
- とにかく目立たない・バレない
- 清潔を保てる・虫歯になりにくい
- 通院が二ヶ月に一度程度
- ワイヤー矯正の器具のように口内が傷つかない
- 金属アレルギーの方でも大丈夫
とにかく目立たない・バレない
実際に、私はマウスピースを装着して二年ほどの間一度も気づかれたことがありませんでした。
あまりにも気付かれないので、自分から「矯正しているんだけど、気づいた?」と聞いていましたが、みんな気づいていませんでした。
(気付かれなさすぎて気づいて欲しくなるレベルです笑)
インビザラインでは、矯正の過程でマウスピースにゴム掛けをしたり、歯を動かしやすくするために歯の表面に白い突起(アタッチメント)をつけたりすることがあり、私もどちらもつけていましたがその時ですら全く気付かれませんでした。
清潔を保てる・虫歯になりにくい
ワイヤーを用いるブランケットによる歯列矯正の場合、食事中食べ物が間に挟まりやすく、その上挟まった食べかすを綺麗に歯磨きするのも大変です。
歯医者への通院が二ヶ月に一度程度で済む
ブランケットの矯正だと、ワイヤーを調整することで歯を動かしていくため、その調整のために一ヶ月に一回程度通院する必要があります。
また治療の計画によっては、アタッチメントなどのための施術のために通う必要がありますが、チェックの時に同時に施術してもらうこともできるので、特別に通院回数が増えるということはありませんでした。
ワイヤー矯正の器具のように、口内が傷つくことがない。
ワイヤー矯正では、取り付けたブランケットによって、口内が傷つくことがあります。
金属アレルギーの方でも大丈夫
金属アレルギーの場合は、ワイヤー矯正の場合はブランケット部分などを金属ではないものに変える必要があります。




デメリット
- 飲食の旅にマウスピースを外さなければならない
- 装着の間は水しか飲めない
- そうつ開く時間を守るため飲食の時間を気にしなければならない
- ワイヤー矯正に比べると費用が割高
- 出かける際に歯ブラシを持ち歩かなければならない
- 外出先で歯を磨ける場所があるかどうかを機にする必要がある
飲食の度にマウスピースを外さなければならない
というのも、そのまま飲食をしてしまうと、歯とマウスピースの間に食べかすが詰まり虫歯の原因となります。
また、食事による咀嚼でマウスピースが破損する可能性があります。
そのため、何かを少し食べるためにも毎回マウスピースを外して、歯を磨いてまた装着しなければならないので結構面倒です。
装着の間は水しか飲めない
砂糖の入った甘い飲み物も、同様の理由から今度は虫歯の原因となるため、外してから飲む必要があります。
つまりマウスピースを装着の間は基本的には「水」しか飲めません。
装着時間をきちんと守るため飲食の時間を気にする必要がある
というのも、しっかりと長く装着していないと歯がきちんと計画通りに動かない可能性があるからです。
つまり、1日のうちマウスピースを外していられる時間は「2時間ほど」で、そのうちで飲食や歯磨きを済ませなければなりません。
この装着時間をきっちり守るのはなかなか難しいです。
ゆっくりご飯やお茶をするというような余裕はなく、早く歯を磨かなきゃといつも思っていました。
ワイヤー矯正に比べると費用が割高
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べると一般的に少し割高になります。
(マウスピースの種類や、歯科によって値段に差があります。)
出かける際に歯ブラシを持ち歩かなければならない
これが意外と荷物になります。
外食の際には、歯を磨ける場所があるかどうかを気にする必要がある
先ほども述べたように、外食をする際はマウスピースを外し、食事の後再び歯を磨いてから装着する必要あります。
マウスピースを外す時も、よだれがビヨーンとなるのでトイレでしか取りたくなかったので、とにかくトイレがあることが必須でした。


実際にインビザラインをした経験からの結論
以上に見てきたように、確かにデメリットもあります。
しかし、それらも習慣となってしまえばたいしたことではありませんでした。
むしろこまめに歯を磨く癖がついてよかったかなとさえ思います。
おかけで長い矯正期間中も気兼ねなく写真を撮ったりできました。
とはいえ、歯列矯正は長い付き合いにもなるし、費用も高いので、皆さんのライフスタイルと合うものを選ぶのが良いと思います。
その際に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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