
なんだか最近ずっと同じことで悩んでる気がするよ・・・
悩み事があると、ついつい同じことをグルグルと考えてしまいますよね。
でもずっと考えていても解決策なんて出てこないし、結局モヤモヤしたままだったりしませんか?
実はそんな風雨にグルグルと同じことを考えてしまう感情を整理してスッキリする方法があります。
それが「メモ書き」です。
その方法を紹介しているのが赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』です。
- モヤモヤを解消したい人
- 深く考えられるようになりたい人
- 問題解決能力を得たい人
- 思考力をつけたい人
- 迷っている時間・悩んでいる時間をゼロにしたい人
- ゼロ秒思考とはなにか?
- メモ書きの効果
- メモ書きの仕方
- できる人の思考法
がわかる!
この本はテックキャンプのマコなり社長がYouTubeでよく紹介している本です。
実際にマコなり社長もこの「メモ書き」を毎日実践しているとのこと。
早速この本の内容をチェックしてみましょう。
この記事を書いた人


学びポイント Pick!
この本では「メモ書き」の効果とその方法が紹介されています。
- 「メモ書き」には様々な効果がある
- できる人は「即断即決」
- 「メモ書き」の仕方
「メモ書き」の効果
赤羽さんの「メモ書き」は、A4用紙に1枚1分で思ったことをどんどん書いていくというものです。
その「メモ書き」には、著者曰く色々な効果があるようです。
- 言葉を自由に的確に使えるようになる
- 頭が整理される
- 気になっていることが明確になる
- 気分がスッキリする
「メモ書き」を始めたばかりには思ったように言葉が出ないようですが、続けていると思ったことにピッタリとくる言葉が出てくるようになるそうです。
また思ったことをじゃんじゃん書くことで、自分が一番気になっていることも明確になり、頭も整理されます。
実際にやってみると、その時に悩んでいる一番のことは何度も頭に浮かぶので、その度に紙にそのまま書き出すことになり、自分が一番気になっていることがハッキリしました。
またこのように書いた紙は人に見せるわけではないので、自分が感じたモヤモヤをそのまま書き出すことで、気分もスッキリします。



人にも言いにくいことはついつい溜め込んじゃうけど、言葉にして文字にすることで吐き出すことができるんだね!
できる人は「即断即決」
悩み事や何か考え事があるときって、何となくたくさん時間をかけて考えれば、もっといい解決策が浮かぶ気がしちゃいますよね。
でも実は時間をかければ考えが深まるわけじゃないんだそうです。
確かに考え事を深めるつもりで時間をかけていても、同じことを堂々巡りしているだけで、実際もっといい解決策が浮かぶわけでもなく、考え自体も深まっているわけじゃないことも多いですよね。
そうやって時間をかけて考えているフリをし続けているよりも、「メモ書き」をして数分で問題点などを洗い出し、さっさと決断してしまい、そこから必要があれば修正していく方がはるかに効率的とも言えます。



実際にやってみないとわからないことも多いもんね
著者が言うには、できる人は仮説を立て実際に検証して立て直すまでのスピードがとても早いんだそうです。
確かにずっと頭の中で悩んでいるだけよりも、実際に検証修正したものの方が優れたものになりそうですよね。
このスピードを極めたものが「0秒思考」だそうです。
「メモ書き」の仕方
「メモ書き」はA4用紙に一枚1分で頭に浮かんだことをじゃんじゃん書いていく方法です。
一枚に今日の日付とタイトルをつけ、それに関して思い浮かぶことを5~6行で書きます。
それを1日に10枚ほど書くのがおすすめされています。
この方法は著者の赤羽さんが色々試した末に見つけ出した最高の形式だそうです。
本の中で紹介されているのを参考に、書いてみるとこんな感じになります。


コツは1枚1分なので、字は自分が読める程度で良いこと、とにかく頭に浮かんだことをじゃんじゃん書くことです。
下線が引いてあるのがタイトルです。
そのタイトルに関して思いつくことを書いていきます。
今回は「0秒思考は効果があるのか?」というタイトルにしてみました。
他にも10枚ほどメモを取ってみましたが、確かに頭はスッキリし、思考も整理された気がします。
赤羽さんはこれが最高の形式なので、これを変えるのは推奨していませんでしたが、今はiPadとappleペンシルもかなり性能が良いので、そちらでやってみたら結構いい感じでした!
書いた後の紙の管理もしなくていいので、全くかさばらなくてよかったです。
メモ書き自体の効果はとてもあると思うので、やりやすいように工夫してみるのもアリかと思います。
『ゼロ秒思考』超要約
思ったことを書き出すことで思考力を鍛え、頭をスッキリさせ、無駄な時間を浪費せず、即断即決できるようになる!
A4用紙に1枚1分で頭にm浮かんだことをじゃんじゃん書き出していくこの方法を続けていくと、頭もスッキリし、思考も整理され考える力もつきます。
そして無駄に同じことをモヤモヤと考える時間が減り、最終的にゼロ秒で思考できるようになる、というのがこの本の一番のテーマでした。
実際にやってみるとかなり効果を感じると思います。
本書ではさらに細かく「メモ書き」の方法やそのコツ、書いた後のメモの保管の方法などが紹介されているので、気になった方は是非読んでみてください。
まとめと感想
実際に本で紹介されている通りにA4用紙に書くのは個人的にはどうしてももったいない気がしてしまいましたが、「メモ書き」自体の効果はかなり高いと思います。
私も以前から、モヤモヤした際にはその時思っていることをとにかく書きなぐっていたんですが、かなりスッキリするんですよね。
その時のモヤモヤの正体も「書く」ことによって明確になるし、それに対してどうすればいいのかという具体的な対策も冷静に練ることができたりします。
解決策まで導きだせると、あとはそれを実行すればいいだけなので、その時点でモヤモヤはなくなっていたりします。
著者は形式を変えることは推奨していませんでしたが、自分で色々試してみて「継続」できる方法を見つけるのも良いかと個人的には思います。
一回だけやって満足するよりも、やはり継続するとさらに効果を持つと思うからです。
とはいえそもそも「メモ」をとる習慣がないよという方は、最初は著者の形式にしたがって書いてみるのがいいと思います。
まずは思考の整理になる「メモ書き」自体の習慣化しましょう〜!
コメント