実際に使える雑談のコツ〜『超一流の雑談力[超・実践編]』超要約レビュー

雑談力実践編超要約レビュー



前回の本紹介で雑談にコツがあることがわかったけど、もっとたくさんテクニックを知りたいな。




前回『超一流の雑談力』という本を紹介し、その本で紹介されている幾つかの雑談のコツを紹介しました。



今回はその本の続編である『超一流の雑談力[超・実践編]』の超要約レビューをしていきます。


本作は前作に比べ、読者のフィードバックによってより実践的な雑談テクと、前作の簡単なおさらい付きになっています。


「説明はいいから手っ取り早くコツだけ教えて欲しい」という方には続編のこちらがおすすめ。


私は続編の実践編から読んで、もっと詳しく読んでみたいいと思い前作を読みました。



この本はこんな人にオススメ
  • より実践的な雑談のテクニックが知りたい人
  • 雑談が苦手な人
  • コミュニケーション能力を上げたい人
  • 人間関係をより円滑に進めたい人
  • 前作を読むのが面倒でテクニックだけまとめて知りたい人


この記事を書いた人



目次

学びポイントまとめ


この本は、コミュニュケーションのコンサルタントとして活躍している安田正さんの『超一流の雑談力』の続編です。

読者からのフェードバックも取り入れることで、前作よりもさらに実践的で具体的なシーンでのテクニックが紹介されており、また前作のおさらい付きでとってもお得な内容になっています。


本作でも様々なテクニックが紹介されていますが、その中でもすぐに使えそうだと感銘を受けたものを挙げると以下のようになります。


学びポイントまとめ
  1. 話のテンポを合わせる
  2. 相手の瞳をじっと見つめ相槌を打たせる
  3. 話す内容で声のボリュームを調整
  4. 標準語ではなく方言で話す
  5. たとえ話を交える



1・話のテンポを合わせる


人の知覚情報は曖昧で、相手の印象を決める際に話の内容は7%しか意識されていないそうです。

そこで重要になるのが、話の内容そのものよりも話のテンポが合うこと

ゆっくり話すのが好きな人にどんどん話を進めようとしたり、逆にテンポよく要点だけをポンポンと交換して話したい人にゆっくりと話そうとすると、話しにくいという印象を与えてしまいます。


自分のことに置き換えて考えてみると、私はテンポよくポンポン話したいタイプなので、ゆっくりと熟考してあまり会話のキャッチボールの玉が遅く帰ってくる人との会話が苦手だったりします。

そこで相手のテンポに合わせた会話ができるようになると、どんな人とでも柔軟に話を進めることができます。

2・相手の瞳をじっと見つめ相槌を打たせる


前作でも相槌の重要性は強調されていました。

相槌をきちんと打てるというのは、きちんと話を聞いているという証拠になるからです。

とはいえ、相槌を打ってくれない話し相手もいるでしょう。

そんな相手に対するテクニックがこちらの、相手の目をじっと見つめるというもの。

相手がうなずいたり相槌をうつまで目をじっと見つめる、それでも頷いたりしない場合は目を見ながらこちら側が頷くというもの。

これはほぼ100%相手がうなずいてしまうテクニックなんだそうです。

うなずいてもらえると、よりきちんと会話を聞いてもらうことができます。


3・話す内容で声のボリュームを調整

人は興味のない話や雑音は5割り増しの大きさに聞こえるようです。


そこで、人と話す際には内容によって声の大きさを調整することが大事になってきます。

具体的には相手のことを話す時は大きく、自分のことを話す時には小さめの音にします。


相手の話をする際にボリュームを上げることで、相手に興味があることをアピールできます。

一方自分の話を小さめのボリュームにすることで、「うるさい」と思われることもなく、また注意を引き付けることができるようです。

とはいえ小さすぎには注意だね


4・標準語ではなく方言で話す


アナウンサーのような綺麗日本語は、美しいですが少し人間味に欠けますよね。

話し相手がアナウンサーのような話し方だとしたら仲良くなれる気はしますか?

一方、話し相手が方言を使っていたらどうでしょう。

少し可愛げや隙が生まれますよね。

この可愛げや隙といものに、人は惹きつけられるそうです。

以前タレントさんが、わざと方言を使うようにしていると言っていましたが、それも実はこのテクニックと同じなんですね。

確かに関西弁や独特なイントネーションとかって可愛いし、印象にも残るよね。


また方言には、本心を言っているように感じさせる力があります。

確かポロっと方言が出たような場合(たとえば「美味しい!」ではなく「うめえ!」など)、本心ぽく聞こえますよね。


5・たとえ話を交える


たとえ話を交えることで話が具体的に理解しやすいものに変えることができます。



たとえば、誰かに「好き」ということを伝えたいとします。

その時ただ「好き」というのと、「毎日会いたいくらい好き」「君が困っている時はいつでも助けに行きたいと思うくらい好き」などというのではどちらがより好きな気持ちが伝わりやすく感じますか?

後者のように具体的なたとえ話が入っていると、好きの度合いがより鮮明に伝わってくる感じがしませんか?

とはいえ、慣れていないとなかなか難しいものですよね。

そこで本書では上手いたとえ話の作り方のテクニックも紹介されていますので、気になる方は読んでみてくださいね。



超要約


話し相手にとって分かりやすい、話しやすいを心がけ、とにかくきちんと話を聞く、聞いてもらうこと。



本書では色々な具体的なテクニックが紹介されていますが、それらを究極的にまとめると以上のようになるかと思います。


人によって話しやすいテンポや、話が聞き取りやすい声のボリューム、より理解しやすいようなたとえ話の仕方や、話をしっかりと聞いてもらえるようなテクニック

様々なテクニックがありますが、基本的に共通していると言えるのは会話の相手のことをきちんと思いやっていること


雑談は一人ではできません。

会話相手のことをしっかり考えられることが、まずは一番の大前提と言えそうです。

その上で、具体的に会話相手にとって分かりやすい話し方のテクニックなどがあるのだと思います。

それぞれのテクニックも知っていて損はないでしょう。

ただ知っているだけでは実際に使うことができないので、実際の会話で積極的に心がけて使ってみることが重要になりそうですね。


まとめ


いかがでしたでしょうか。


本書で紹介されている中には「それはちょっとわざとらしいのでは?」というものもありましたが、会話が苦手なひとにとってはとても具体的でためになるテクニックが満載でした。

考えずとも実際につ買い込めるようになるには、積極的に心がけて練習していく必要がある思います。


色々試してみて自分に合った話し方のコツを身につけられるといいですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

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