マウスピース矯正(インビザライン)をする人に超音波洗浄機がおすすめな理由ーその他のおすすめのツールも紹介

インビザライン



インビザラインで歯列矯正をすることにしたけれど何か必要なものってある?


インビザラインやマウスピース矯正をすることを決めた方、またはこれからしようと悩んでいる方は、矯正が始まるに当たって色々不安もあるかと思います。




周りに実際にやっている人がいないからわからないことばかり・・・



そこで実際に二年ほどインビザラインにてマウスピース矯正した筆者が、その過程で必要だと感じたおすすめのツールをご紹介いたします。


筆者のインビザラインのビフォーアフターについては以下の記事を参考にしてみてください。



目次

マウスピース矯正に超音波洗浄器がおすすめな理由



超音波洗浄機ってメガネ屋さんにあるやつ?





そうです。超音波洗浄機とはメガネ屋さんによく置いてある、自由に使っていいメガネを綺麗にできるこういうやつです。





なんでこれがマウスピース矯正におすすめなの?




その理由をまとめると以下のとおりです。


超音波洗浄機がおすすめな理由

  • 歯ブラシによるお手入れでは落としきれない汚れを落とせる

  • マウスピースを洗う手間が省ける

  • マウスピースの臭いも気にならなくなる

  • 長い期間使うことになるのでコスパがいい



上から順番に見ていきましょう。


歯ブラシによるお手入れでは落としきれない汚れを落とせる



食事中はマウスピースを外せるのに、そんなに汚れるの?



確かにマウスピースは食事中は外すため、直接食べ物の汚れが付くわけではありません



しかし、普段きちんと歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがあるように、食後にきちんと歯を磨いたとしても、すべての汚れを完全に落とせているわけではないんです。



なので歯を磨いてからマウスピースをつけていても、マウスピース自体に汚れがたまっていきます。




そのようなマウスピースの汚れに対して、インビザラインの公式の手引きでは、歯ブラシでマウスピースを磨くようにと説明があります。



これは注意しないとさらに汚れをつける原因にもなります。


というのも、歯ブラシで強くこすりすぎたりすると、マウスピースに細かいキズができ、そこに汚れが溜まりやすくなることがあるからです。


実際に、私も超音波戦場きを買う前の最初の一枚目のマウスピースは歯ブラシで洗っていましたが、時間が経つにつれてなぜかマウスピース全体が黄ばんできました・・・



そこで担当の歯医者さんに相談してみたところ、アライナーの黄ばみの原因は歯ブラシで落としきれない汚れや細菌などの積み重ねとのことで、歯医者さんにも超音波洗浄機をお勧めされました


(そもそも私が通っていた歯医者さんも、超音波洗浄機を導入しており、患者さんのインビザラインのチェックでの来院のたびに、取り外したマウスピースを毎回洗浄していました。)




このように歯医者さんにもおすすめされとことで、購入を迷っていた私も決心がつき実際に購入しました。


実際に使ってみると、歯ブラシで洗うよりも断然綺麗になって驚きました。


この超音波洗浄器だけで十分綺麗になるのですが、さらにたまに歯ブラシでも洗うともっと綺麗になります。






とはいえ、実際はマウスピース(アライナー)は一週間ずつで新しいものに交換していたので、超音波洗浄器のみで十分綺麗を保つことができたので、歯ブラシで磨くことなく新しいものと交換することがほとんどでした。






マウスピースを洗う手間が省ける



これは購入して実際に使ってみて気づいたことです。


それまでは歯磨き後に、歯ブラシに歯磨き粉をつけて上下のアライナーを両面磨いていましが、これが意外と手間なんです。




というのも歯を磨く時間に加え、マウスピースを磨く時間も増えるからです。



でも超音波洗浄機を導入してからは、歯磨きをしている間に超音波で洗浄しておけば良いので、歯を磨いた後すぐにマウスピースを装着できとても楽でした。



また矯正期間が終わり保定期間でもマウスピースは約数年は使うことになるので、数年の間毎回マウスピースを歯ブラシで磨くことを考えれば、かなりの時短になることになります。





マウスピースの匂いも気にならなくなる




先にも述べたように、マウスピースは食事の際に外したとしても汚れがたまっていきます。



しかし、その時溜まっているのは汚れだけではなく臭いも蓄積していきます。




これは唾液が乾くと臭くなるのを想像してもらえれば分かりやすいと思います。



いくら歯を綺麗に磨いた後でも口の中にはたくさんの菌がいるので、どんなに歯ブラシで毎回洗っていても臭いが気になるようになるんです・・・


実際、歯ブラシのみでマウスピースを洗っていた時は臭いが結構気になりました。




しかし、高音波洗浄機では、そのように目に見えない細菌も泡によって破壊することができ、結果として細菌を減らすことができると考えられています。



私自身このことは知らずに購入して使っていたのですが、実際に臭いは本当に少なくなりました




それは歯ブラシだけで洗浄していた時に比べると、ほとんど感じないと言っていいレベルだと感じます。



一回使っただけではさほどの効果は感じないかもしれませんが、歯ブラシのみで洗浄していた場合と、超音波洗浄機を使用していた場合では一週間後のマウスピースの臭いは段違いです。




でも普段の口臭対策と同じようにマウスウォッシュを使ったらダメなの?



インビザラインのマウスピース(アライナー)は、破損や変形の原因になりうることからマウスウォッシュなどを使用は基本的にはできないことになっています。




そこで、マウスピースの洗浄にはインビザライン専用の洗浄剤や、市販のマウスピース専用の洗浄剤もあります。




インビザラインの専用の洗浄剤は通っている歯医者さんで購入できるかと思います。



インビザラインクリーニング










とはいえ、高音波をしていれば臭いはほとんど気にならないので、これらの洗浄剤を両方購入したもののほとんど使いませんでした。


しかし、矯正完了後の保定期間のリテーナーマウスピースの場合は、同じマウスピースをずっと使うことになるので、その際には定期的にこちらの洗浄剤を用いると良いかと思います。



そのように後々にも使えるため無駄にもならないので、超音波洗浄だけではマウスピースの臭いが気になるはこちらの洗浄剤も合わせて持っておくと良いかと思います。



コスパが良い





インビザラインをはじめマウスピース矯正ではマウスピースを使う期間はとても長いです。


というのも、マウスピースを交換して歯を動かしていく過程が終わっても、その後の歯並びの後戻りを防ぐためにリテーナーを装着する「保定期間」というものがあるからです。


このリテーナーというのも透明なマウスピースで、インビザラインのアライナーよりもしっかりとしたものです。



インビザラインで歯を動かす段階が終わると、今度はこのリテーナーを日常的につけることになります。



したがって、実際に歯を動かすためのインビザラインの期間が二年だとしても、その後もマウスピースをつけなければならないことになります。


この期間も人によりますが、最低でも一般的には2〜3年は必要だと言われています。


これらを合わせるとかなりの長い間マウスピースをつけることになることがわかります。


そしてこのリテーナーはアライナーのように「一週間ごと使い捨て」ではありません。



つまり、そのリテーナーが壊れたり途中で他に治療をしたりしない以上は、基本的には保定期間ずっと同じリテーナーを使うことになります


したがって、お手入れをしっかりしないとどんどん汚れや臭いが蓄積していくことになります


なのでやはり超音波洗浄は必需品だと思います。





またリテーナーの期間をも含めるとかなりの長い間毎日使うことになるので、コスパの面でもかなり優秀です。




またもちろん、この超音波洗浄器はメガネの洗浄や、時計の洗浄、万年筆のペン先・アクセサリーの洗浄などにも使えます


なので、矯正期間や保定期間が終わった後も色々と使えます。


超音波洗浄器のデメリット



以上のことからも、超音波洗浄器は買ってよかったとしか思っていませんが、強いて一つだけデメリットをあげるとしたら、それは「少し場所をとる」ことです。




食後に歯を磨くたびに使うので洗面所に常時置いているのですが、電源も使うので少しだけ場所をとります。



実際に洗面所にはこんなカンジで置いています。

ちょっと存在感ありますますよね笑








とはいえ、今はコンパクトタイプもあるので心配はいらないかと思います。


私はシチズンのものを使っていますが、毎日使っていますしこれからの保定期間でも使うので、古くなったらコンパクトタイプのものに買い換えるのもいいなと思っています。







とはいえ実際に私が使っているシチズンのものも機能や使い心地は何も問題はありませんし、大手のメーカーのものなので安心して使えますよね。

もう2年以上使用して浮いますが全く問題なく使用できています。





マウスピース矯正におすすめのツール




ここまででとにかく超音波洗浄器がおすすめなことは伝わったと思うので、以下おまけ的に実際に矯正をしていておすすめだと思ったツールもサクッと紹介します。



マウスピース矯正におすすめのツール
  • 持ち歩き用歯ブラシ
  • 折りたためるコップ
  • フロス
  • マウスピース専用洗浄剤




持ち歩き用の歯ブラシ




インビザラインでは飲食の度にマウスピースを取り外し、また歯磨きをしてから装着しなければなりません



したがって、外出の際は持ち歩き用の歯ブラシは必須です。


しかしその際マウスピースを入れておくケースなども持ち歩かなければならないため、荷物が多くなってしまうため歯ブラシはコンパクトなものがオススメです。





折りたためるコップ



矯正中に外出先で食事をする際には、マウスピースを取り外し、さらに歯を磨きまた装着する必要がありますが、その際お手洗いなどで歯を磨くことになることが多くなります。


その際口をゆすぐのにコップがないと結構困ります。


そこで持ち運び用に「折りたためるコップ」がめちゃくちゃ便利です。






コップをそのまま持ち運ぶととてもかさばりますし、口をゆすぐためだけに水を持ち歩くのも大変です。



これを買う前は、手で水をすくって口をゆすいでいましたが、ちょっと恥ずかしさもあるし、その上ちゃんと水を口に含めないしで色々不便だったのですが、これで解決しました。



ちなみにこれ、百均にも売っています


百均じゃないやつも使ってみましたが、少ししっかりしてるくらいであまり違いがなかったので、百均ので十分だと思います。




フロス



マウスピース矯正は食事の際に完全に取り外せるため、ワイヤー矯正に比べると確かに歯磨きはしやすいのですが、それでも矯正の過程で歯を動かす際に歯と歯の間の隙間が広くなったりするので、そこにいつもより食べ物が詰まりやすくなったりします


私の場合は、歯と歯の隙間を削ってできた空間を利用して歯を動かしていたため、その隙間に食べ物がとても挟まりやすかったです。



このような歯と歯の隙間の汚れは、歯ブラシだけでは完全に除去することは難しいので、フロスを使ってあげると良いです



また矯正をしていなくても言える事なのですが、フロスによってしっかりと汚れを取る事によって、口臭対策にもなります。



せっかく歯並びを綺麗にするので、ぜひとも虫歯や口臭にも気をつけて矯正期間を過ごしましょう。



ちなみに、フロスはフレーバーつきのものがオススメです。とてもスッキリします。






マウスピース専用洗浄剤



先ほどもお伝えしたように、矯正のマウスピースにはマウスウォッシュを使うのは基本的には禁止となっております。


理由はマウスピースの破損や変形の原因になることもあるからです。



正直、超音波洗浄機を使っていれば汚れや臭いはほとんど気にならなくなります


それでも、保定期間のリテーナーなどはマウスピースのように使い捨てではなく、同じものを長く使い続けなくてはならないので、その時のためにも持っておいても良いかもしれません。

ちなみにインビザラインのマウスピース(アライナー)は、基本的には市販のマウスピースの洗浄剤も使用不可となっており、それでも使いたい場合には、インビザライン社の公式のものがあります。





こちらは、通っている矯正歯科の方へ問い合わせていただければ購入できるかと思います。


(ちなみに私は、超音波洗浄機を購入してからは一度も使いませんでした。超音波洗浄機で落としきれない汚れがきになる頃には、新しいアライナーに交換するので。)



またリテーナーになると、市販のマウスピース洗浄剤の使用ができるとのことで、リテーナー用に以下の洗浄剤を買いました。





こちらは99%除菌ができるもの。


リーテーナーのように長く同じマウスピースを使う場合には、たまに使ってあげると良いかと思います。

ちなみに私は週に一度ほど、マウスピースのくすみなどが気になり始めたら使うようにしています。



まとめ



いかがでしたでしょうか。



マウスピースの矯正は、実際の矯正期間に保定期間も合わせると、かなり長い間マウスピースと付き合うことになります。




実際に二年ほどマウスピースとお付き合いをした私にとっては、上記にもおすすめしたもののうち、特に超音波洗浄機はなくてはならないものとなっております。



実家に帰省した時用に、実家にも購入しました笑



しかも同じシチズンのもの!







これから矯正をする方は色々不安もあるかと思いますが、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。


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