インフルエンサーに学ぶ人の動かし方〜『超影響力』超要約レビュー

『超影響力』超要約レビュー

最近youtuberやインスタグラマーとか、インフルエンサーと呼ばれる人が増えたけど、そういう人って普通の人とは全然違うんでしょ?


最近はインフルエンサーと呼ばれる人もかなり増えましたよね。

でもそんな人たちも私たち一般人とかけ離れた天才的な特別な才能があるというわけではないのです。(もちろん中にはそういう人もいますが)

実はインフルエンサーたちには、知ってか知らずか使っている「影響力」のテクニックがあるのです。


そんな影響力のテクニックを心理学や科学の側面から紹介しているのが、メンタリストDaiGoさんの『超影響力』という本です。


この本はこんな人にオススメ
  • 強固な人間関係を作りたい人
  • 人への影響力を高めたい人
  • インフルエンサーになりたい人
  • 発信力を高めたい人
  • 人間関係における悩みを解決したい人


人を動かす影響力の与え方の科学的に根拠のあるテクニックがわかる!


本記事ではこの本の学びポイントをまとめ、最後に一言で超要約をします。



この記事を書いた人



目次

学びポイントまとめ


メンタリストのDaiGoさん知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。。

そう彼自体も「超影響力」の持ち主、書籍もYoutubeもすごい人気ですよね。

そんなDaiGoさんが、科学的に根拠のある影響力のテクニックを紹介しているのがこの『超影響力』です。

本記事ではその本の学びポイントをピックアップしてまとめていきます。

本書では非常に多くのテクニックが紹介されておりピックアップするものを選ぶのにも苦労しました。

取り上げられなかったのが惜しいくらい有用なテクニックもたくさんあるので、全部知りたい人は是非本書をチェックしてみてください

学びポイントまとめ
  1. 「信用」と「関係性」の駆使
  2. 「信用」を得る3つのステップ
  3. BYAF法
  4. 「反復」で相手の記憶に忍び込む
  5. 「ツーサイド・メッセージ」で「公平性」


1・「信用」と「関係性」の駆使


みなさんの興味を引く話ってどんなものですか?

それってどんな人のどんな話でしょうか。

人は基本的に自分にとって「信用」ができる相手の話で、また自分に「関係のある」話にしか興味はありません。




そもそも自分にとって興味や関心もない話はそもそも聞きたいとも思わないですよね。


またその話もたとえば「実績もある専門家」がする話と、「全くの素人」がする話の場合ではどちらの方が聞きたいと思うでしょうか。


もちろん「実績もある専門家」の話の方が、信憑性も高いのでより参考になると感じますよね。


つまり話を聞いてもらい影響を与える際の大前提となるのが、誰が話すかという「話し手の信用や権威性」その話が聞き手にとって興味関心があることかという「話の関係性」なのです。

聞き手にとって「信頼のできる話し手」「その話が自分に関係がある」と思わせることで影響力を発揮できる!


2・信用を得る3つのステップ


影響力の基礎の一つとなる「信用」を得るために3つのステップがあります。

  1. 「シュムーシング」で打ち解け
  2. 「ストレングス」で相手に自信を持たせる
  3. 「類似と共通点の強調」で仲間意識を高める

「シュムーシング」


「シュムーシング」とは本題前に「自分のことをネタにした雑談を挟むこと」


自分のことを話すことによって、聞き手に一気に親近感を抱いてもらうことが可能になります。

本書ではそのシュムーシングの具体的な方法が5つ紹介されているので、詳しく知りたい方は本書をチェックしてみてください。

「ストレングス」


「ストレングス」とは「聞き手に自信を与え、行動を後押しするすること」です。


優れた影響力の持ち主は、聞き手に自信を与えることで、その聞き手がさらに行動することを後押しすることができます。


たとえば「あなたにも絶対にできる!」と言われたら、なんだか「やってみよう」という気持ちになりますよね。


「類似と共通点の強調」


「共通点」があると、耳を傾け受け入れてくれる可能性が2倍に!


たとえば出身地が同じだったり、同い年だったりすると急に親近感が湧いたりしますよね。

当然共通の話題も増えるので話も盛り上がります。

このように「共通点や類似性」は想像以上に好意につながっているのだそうです。



3・BYAF法


「BYAF法」というのは「But you are free」の略で、自分の思う選択肢に誘導しつつ最終的な決断は相手に委ねるという方法です。


この方法を使うと、自分が望んだ法を選んでくれる確率が2倍なるそうです。

重要なのは、うまくこちらの要望を潜ませること。

たとえば

「AとB、Aだと信憑性も高くうまくいきそうですが、どちらにしますか?」
「AとBだと、Aの方が食べログでも2倍以上評価が高いですが、どっちにしますか?」


と言われた場合、じゃあAにしようかなとつい言ってしまいたくなりますよね。

とはいえ最後は自分で選んでいるので「選ばされた」という感覚がないので、効果が高いそうです。

4・「反復」で相手の記憶に忍び込む


これは「単純接触効果」と呼ばれるものを利用したテクニックです。

「単純接触効果」とは、よく目にしたり耳にしたものなど触れる機会が多いものに対して好意を抱いてしまうという心理効果です。

確かに何度も目にしているせいで、無意識に記憶に残っている CMとかあるよね。


この「単純接触効果」の効果を上げるポイントは、反復の方法を少しずつ変化させること。

全く同じ内容だと飽き飽きしてしまい、逆にくどい印象を持たれかねません。



そこで同じ内容でも、少し言い回しを変えてみたり、伝えるデバイスを変えてみたりするのが有効。

たとえば、ある商品のPRだとしても、同じCMを流すだけではなく、WEB広告やラジオの広告、電車のポスターなど、違った形で目や耳にすることが多い方が、効果があるそうです。



またその際に「たとえ話」「ストーリー性」を意識するとさらに効果がアップするとのこと。


確かに話し上手な人って「たとえ話」「ネタのようなストーリー」をうまく使っている印象がありますよね。


そういう話は具体的で記憶にも残りやすいし、なんとなく親近感も感じるよね!


5・「ツーサイド・メッセージ」で「公平性」


「ツーサイド・メッセージ」とは、物事を二つの側面から話すことです。

わかりやすいのは「メリット」「デメリット」ですね。

たとえば何かの商品のセールスや紹介を見たときに、その商品のメリットしか語られなかったら、「本当かな?いいところしか言ってないんじゃないの?」という気持ちが少なからず湧いてしまいますよね。

その際隠さずにデメリットも伝えると、言葉に「公平性」が生まれ信憑性も高まります

確かにデメリットも一緒に語ってくれると、なんだか本当の事をきちんと言っているんだなって気がする


『超影響力』超要約


この本にはたくさんのテクニックが紹介されており、本当にピックアップするのが難しいものでした。

そんな本書を一言で要約するのはほとんど不可能なのですが、その概要をなぞるという意味で超要約をしてみると以下のようになります。

影響力を与えるには心理的なテクニックがある!それらをうまく駆使することで誰にでも身につけることはできる!



ここのテクニックを要約に落とし込むことはできなかったのですが、一番は「影響力を持つにはテクニックが必要」ということ。

どんなインフルエンサーもこうしたテクニックを、意識的にしろ無意識的にしろ使ってその影響力を高めています。

影響力を持ちたいなという人はこのテクニックを学び、実践に落とし込むことで、少なからず今よりは影響力を持つことができるでしょう。


そのための具体的なテクニックが本当にたくさん紹介されているので、ちゃんと知りたいよって方は是非本書を読んでみてください。

紹介されているテクニックは特にインフルエンサーを目指していなくても、人とのコミュニュケーションに役立つテクニックばかりなので、仕事やプライベートにも活かせる内容となっているので、幅広く汎用性があるものばかりですよ。


まとめレビュー


DaiGoさんの本大好きなんですよね。

内容もきちんと論文などに裏付けされていて説得力もありますし、この本は特にかなり多くのテクニックが凝縮されてたくさん紹介されており、かなりのボリュームと満足感でした!

内容も、仕事やプライベートなど幅広く使えそうなものばかりで非常に勉強になりました。


これはたとえで出されていたものなのですが、「モンドセレクション」の制度についてはこの本で初めて知りました。

なんでも出品料15万円ほどを出せば大抵の商品が賞を取れるとのこと。

今までよく知らずに、勝手になんかすごいんだなという印象を持っていました。

まんまと権威性を発揮されていたわけですね。


世の中で影響を持っているもののカラクリにも気づくことができるので、今までにはなかった視点で物事を見つめるきっかけにもなりそうな一冊でした。

情報量も多いですが、イラストなども付いていて大変わかりやすいので、おすすめです。

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