
ダイエットや筋肉を増やすためにもプロテインを摂りたいけれど、ホエイプロテインを飲むとお腹が痛くなっちゃう・・・
日本人は欧米人に比べて乳糖の耐性がないと言われており、牛乳から作られるホエイプロテインの場合お腹が痛くなる人もいます。
実際私もその一人でした。信じたくなくて何度かトライしましたが、やっぱり毎回お腹が痛くなってしまいました。
でもダイエットや筋肉増強のために、たんぱく質は積極的に取りたいですよね。
それに、ホエイプロテインはソイプロテインに比べ吸収力が抜群に早い!
なので、本当は飲みたいのに・・・と思っていたところ、お腹が痛くならないホエイプロテインがあることを知りました。
それがホエイプロテインのうちでもWPI(ホエイプロテインアイソレート)という種類のもの。
実際に飲んでみたところ本当にお腹が痛くならなかったので、ご紹介しようと思います。
ホエイプロテインのWPCとWPIの違い
実はホエイプロテインには幾つか種類あって、一般に多く出回っており手にしやすいものが以下の二つです。
- WPC (Whey Protein Concentrate) (ホエイプロテインコンセントレート)
- たんぱく質含有量70~80%
- ビタミン・ミネラルを多く含む
- 乳糖を多く含む
- カゼインが含まれるためゆっくりと吸収
- 値段は安め
- 自然な乳清(ホエイ)に近い
- WPI (Whey Protein Isolate) (ホエイプロテインアイソレート)
- たんぱく質含有量90%以上
- WPCをフィルター膜処理もしくはイオン交換樹脂処理し、カゼイン・乳糖・乳脂・灰分(ビタミン・ミネラル)などを取り除いたもの
- 精製度が高く不純物がないので吸収が早い
- 値段はWPCより高め
- カロリーはWPIより低め
市販されているホエイプロテインのうち、特に明記がない場合はほとんどWPCのプロテインだそうです。
しかし、WPCのプロテインは上で見たように、乳糖が多く含まれていることから、お腹が痛くなったり緩くなったりする方がいます。
本当かな〜と半信半疑だった私は、実際にWPCのホエイプロテインとWPIのホエイプロテインを何度か飲み比べてみました。
結果は、WPCの場合は何度試してもお腹が痛くなる一方、WPIの場合は本当にお腹が痛くならなかったので驚きました!


WPIのおすすめポイント
- 乳脂も取り除かれるためカロリーが低い
- 精製によってカゼインや不純物が取り除かれるため吸収がWPCよりさらに早い
- たんぱく質含有量が90%と非常に高いため効率よくたんぱく質だけを取ることができる
以上のことから、WPIはカロリーも低いためダイエットにおすすめのプロテインと言えます。
また吸収も早く、純粋なたんぱく質を効率よく摂取できることから、起きぬけの空腹時や、運動後すぐにたんぱく質を摂取したい場合におすすめです。
WPIのデメリット
では、WPIのデメリットも見てみましょう。
- WPCよりも割高
- ビタミン・ミネラルも取り除かれてしまっている
WPIはWPCの処理を加えて作るため、WPCよりは割高になってしまいます。
また、不純物や乳糖などを取り除く過程で、ビタミン・ミネラルも一緒に取り除かれてしまいます。
しかし、プロテイン摂取の主な目的はたんぱく質の摂取なので、ビタミンやミネラルを摂取したい場合は、他の食材やサプリメントから摂取した方が効率的なので、特に問題はなさそうです。
また、確かに価格の面ではWPIはWPCに比べると割高になってしまいますが、その分たんぱく質含有量は高いので、その他のメリットなどを考え合わせると、そこまで気にならないかと思います。
WPCとWPIのそれぞれの違いを考慮し、みなさんのニーズに合わせてチョイスしてみてください。
ちなみにWPIプロテインの私のおすすめは国内産でBCAAも配合されているこちらです。
BCAAはたんぱく質が分解された後のアミノ酸で、実際にたんぱく質を筋肉に届ける役割をしてくれます。
なので、一緒に取れるのは嬉しいです。
また初めての方にオススメのお手頃のものはこちら。
ホエイプロテインでお腹が痛くなる人は是非WPIのプロテインも試してみてください。
純度も高く吸収も早いプロテインも取り入れ、ダイエットや筋肉増量を加速させましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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