ダイエットは食事が9割と言われるほど食事が大事とされています。
なのでダイエットをする上でカロリー計算やPFCバランスの計算をしている人、またはしてみようかなという人は多いのではないでしょうか。
確かにカロリー計算やPFCバランスを計算することはダイエットに非常に有効で、多くのメリットがあります。
しかし実際にやってみるとデメリットも多々あることが分かります。
そこで今回はカロリー計算やPFCバランス計算のメリット・デメリットを紹介します。
そもそもPFCバランスって何なの?という方は以下の記事をどうぞ!

カロリー計算やPFCバランスの計算のメリット
カロリー計算やPFCバランスをきちんと計算することのメリットには以下のものが挙げられます。
- 自身の食事の適量を知ることができる
- 食べ過ぎても調整がしやすい
- きちんと計算しているため食べ過ぎの漠然とした罪悪感がない
- きちんとできるならばダイエットの一番の近道といえる方法
- リバウンドしにくい方法であること
ではそれぞれ見てみましょう!
1・自身の食事の適量を知ることができる
ダイエットする上で、そもそも何をどのくらい食べたら良いのか、もしくはどのくらい減らせば良いのかわからなかったりしませんか?
とはいえ「適切な食事の量」は、その人の体重や身長・年齢などの様々な状態や、ダイエットの目標ペースなどによっても大きく変わってきます。
なので一度しっかりと計算してみて自身にぴったりの食事量やバランスを知っていることは非常に有効です。
2・食べ過ぎても調整がしやすい
ダイエットをしていても友人との食事などでついつい食べ過ぎてしまうこともありますよね。
というのも1日の中でカロリーやPFCのバランスを取れば良いので、一食や二食食べ過ぎてしまっても夕食を控えたりなどすることできちんと調整することができるからです。
3・きちんと計算しているため食べ過ぎの漠然とした罪悪感がない
ついつい食べ過ぎてしまった際には罪悪感を抱いてしまうことが多いですよね。
しかしカロリー計算やPFCのバランスを計算していると、上でも見たとおりその前後での調整をすることもできます。
なので、食べ過ぎたことによる罪悪感を減らすことができます。
食べ過ぎたと思っても計算してみると案外そうではなかったり、その後の食事で十分調整可能であることが数値でわかるので、安心感にもつながります。
4・きちんとできるならばダイエットの一番の近道といえる方法
ダイエットは食事が9割と言われるほど、食事はとても大事なものです。
例えば200kcal消費するために毎日一時間以上ウォーキングしても、それと伴って毎日200kcal以上の間食をする習慣がついてしまったならおそらく痩せることは難しいでしょう。
もちろん運動の効果はカロリー消費だけではないのですが、とはいえそれ以上にたくさん食べているのであれば減量することが難しいことは確かでしょう。
その上運動と組み合わせれば、ダイエットにおいては最も堅実な方法といえるでしょう。
5・リバウンドしにくい方法であること
というのもそれらの方法はストレスが溜まる上に、必要な栄養素不足などにより筋肉も落ちてしまうため、そもそもの代謝が落ちてしまい食事を元に戻した時に、また元の体重やそれ以上に戻ってしまう可能性が高いからです。
また極端にカロリーを減らしすぎても、体がそのエネルギーのみで大丈夫なように「低燃費モード」になってしまい、痩せにくくなるう上に、食べ物を戻した際には太りやすくなってしまうこともあります。
以上のように見てみるとカロリー計算やPFCバランスを計算することには多くのメリットがあることがわかります。
では次にこれらのデメリットも見てみましょう。

カロリー計算PFCバランス計算のデメリット
デメリットには以下のものが挙げられます。
- 計算が面倒
- 毎回記録するのが大変
- 継続するのは難しい
- ストレスが溜まる
- カロリーやPFCは絶対確実に計算することはできない
ではそれぞれ見てみましょう!
1・計算が面倒
外食やコンビニ食などならばカロリーやPFC表示があるものもありますが、自炊の場合などは結構手間です。
というのも自分で作った料理だとどんな食材をどのくらい入れたか、その料理をどのくらいの量食べたのかによってカロリーやPFCがかなり変わってくるからです。
最初はご飯の量も何グラムかどうか計りで計ったりと、とにかく大変でした。
2・毎回記録するのが大変
先ほど見たように、食材や料理のカロリーやPFC を知ること大変なのに加え、それを毎食記録するのも結構大変です。
ちょっと小腹が空いたな〜と思って食べたクッキー1枚も、きちんと記録しなければなりません
3・継続するのが難しい
例えばすぐに記録できない時に何かを食べたとして、後で記録しようと思っても忘れてしまうこともあります。
外食などですぐに記録できない状況もあるでしょう。
そんな時、後で一気に記録するというのも結構大変です。そもそも正確に思い出すのも難しいですよね。
それに一回サボると、さらに次記録するのが本当に億劫になってしまったりします。
4・ストレスが溜まる
たとえばどうしてもラーメンが食べたくても、ラーメンを食べたら1食だけで1日に取りたい脂質を超えてしまったりします。
また正確に記録しようとして、自炊の食材や料理、ご飯の重さなどを計ったりして神経質になりすぎてしまいストレスにになることもあります。
これらも慣れてしまい大体の食材のカロリーやPFCバランス、食事量などが掴めてしまえば、毎回気にしすぎる必要もないのですが、真面目な人ほど神経質になりすぎて挫折してしまう可能性があります。
計算することで「食事を我慢している」という意識を持ってしまうと、そのストレスが過食に走ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
5・絶対確実に計算することはできない
というのも同じ食材でも季節によって栄養価が変わったり、調理法によってPFCが変わったりするからです。
それにそもそも毎食グラム単位で測るのも難しいですよね。
もちろんカロリーやPFC計算にはたくさんのメリットもあり、目安として計算することは重要なのですが、そもそも確実に計算することはできないことを念頭に取り組むことが大事になってきます。

カロリー・PFCバランス計算との付き合い方
メリットもデメリットもあるカロリーとPFC計算、じゃあ結局どうすりゃいいのよと思いますよね。
私の個人的にはまずは「一度はやってみることをオススメ」します。
というのも、メリットにも書いたように一度やってみることで大体痩せるためにどんな食事を取ればいいかがわかるからです。
ご飯の量も一度測ってみたら、このお茶碗にこのくらいが適量なんだなというのも大体わかります。
そのように大体の目安を覚える手段としてカロリーやPFCを計算してみることで、リバウンドしやすい闇雲な食事制限に走ることは無くなると思います。
とはいえこの計算をずっとやり続ける必要もないと思います。
その理由はなんといっても「大変」だから!
計算を一度でもしたことがある人なら分かると思いますが、それを一生続けるのは不可能だと思いませんか?
そしてやっぱりストレスも溜まります。
とはいえそのようにずっと継続しなくても、一度しばらく計算してみて大体の目安をお覚えてしまえば、毎回記録しなくても大体のカロリーなども把握できるようになります。
そうなればもう毎回記録して計算する必要はないと思います。
その後はダイエットを続けていて停滞期になってしまったとか、短期間で集中して確実に減量したいという時にまた計算してみる、というようにうまく利用すれば良いかと思います。
というのがオススメな付き合い方です。
そもそも自分のベストのカロリーやPFCバランスがわからないよという方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

まとめ
ダイエットをしていると本当に色々な情報があって迷いますよね。
私も何もわからずに最初は夜ご飯のお米を食べないにしたり、18時以降食べないにしてみたりと色々試してみました(全てあんまりうまくいかなかった)
食事制限でも色々な方法がありますが、カロリーとPFCバランスの計算は一度はやってみてもいいんじゃないかと思える方法です。
とはいえメリットやデメリットもあるので、自身にあうようにうまく取り入れてもらえれば良いかと思います。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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